【体験談】教えるより教わることができる環境が大事

Work

新人が現場配属されて1週間。
今日仕事をしながら新人を見ていて思ったことがあったのでそのことを記事にしようと思います。

仕事をこなしたいコーチと仕事をやりたい新人

今日やらなければいけない仕事を持つコーチ

仕事をしている中今日中にやらなければいけないタスクをこなしている新人のコーチが目に入った。
その間新人は何をしているかというのが気になって新人の様子を見に行きました。

すると新人は暇そうにスマホをいじって漫画を読んでいる始末。。。

コーチに話を聞いてみるとコーチはコーチで悩んでいました。
コーチの悩みはこんな感じ。

  • 今日やらなければいけないタスクがあって今日は新人にレクチャーができない
  • 何をさせたらいいかわからずまずは資料を読んでおくよう指示をした
  • 一緒に業務をやっていく必要があるのはわかっているが期限が短いので一人でやったほうが早いとおもった

⇒結局何をやらせたらいいですかね?

別にコーチが悪いというわけではなくこういう状況ってどの職場でも起きるケースだと思います。

仕事をやりたいけどタスクがない新人

新人にも話を聞いてみた。
「今日の仕事の予定はどうなっているの?」
「午後にレクチャーがあるのでそれまでは資料を読んでいるように言われました。」
「資料は読んだの?」
「読んだんですけどどこがポイントなのかわからなくてわからないところはメモしました。」

やる気はあるけどコーチとのコミュニケーションが不足していて
何のために資料を読むのか?や何をする予定で今資料を読むのかが全然理解されていない状態でした。

非常にもったいないと思ったので早速30分だけ時間をもらってレクチャーをスタート!
コミュニケーションが不足した部分をフォローしつつ課題をヒアリングしてみるとこんな課題がありました。

  • 研修もオンラインでやっていて実践的なところは全くやったこともないしイメージもつかない
  • まずは言われたことをやってみようと思っているがいわれることが少なくて何を実践していいのかわからない
  • コーチも忙しそうで話しかけにくい

仕事をしながら1人で1人を育てるって難しい

コーチだけでは育成するのは現実的に無理!

コーチが責任をもって新人を教育するのは当然だが1人前になるまでを1人でやりきるのは
今日2人の話を聞いて現実的には難しいということが分かった。

確かにコーチも普段はチームで回りの人と分担しながら業務を遂行している。
つまり育成もチームでやってしまえばいいのではないかと私は考えました。

そして早速協働者の方々に集まってもらって事情を説明。
育成について協力を依頼したい旨話をすると快く協力してもらえることになりました。

これで忙しいコーチの手が空いていないときに別のチームメンバーが新人を
捕まえてレクチャーをする。わからないことをコーチに確認するという環境が少し構築できました。

チームでやるのは目を配って放置しないことだけ

チームメンバーに依頼をした時に気を付けたのはコーチの立場を認識してもらった上で
できる協力をお願いしたいということでした。

具体的には「放置しない(手が空いていれば話しかけて一緒に仕事をやってみる)」ということです。
協働者の方々も暇なわけではないのですが今後一緒にやっていくメンバーなので
ぜひ一緒にやってほしい旨と最悪説明はほどほどでもいいのでこんな仕事があるということを紹介してほしいとお願いをしました。

コーチがやるのは新人のわからない・課題を整理してレクチャーすること

チームのメンバーが新人の気配りをしながら今後仕事をすることになるが
1日中ずっと何かをするわけではないし簡単な作業だけ一緒にやってみるだけでもOK。

つまりは敷居の低い中で新人の積極的な姿勢を崩さず様々な業務に触れることで
わからないことやわかっていたようでわかっていなかったことが浮き彫りになる。
ここをコーチがやろうとしていて失敗していた部分だと思ったのでチームでリカバーしました。

そしてコーチは新人が気が付いたわからないやわかっていたようでわかっていなかったことの
解決に全力投球してもらうように指示をしました。

うまくいかなければすぐにやり方を変えればいいだけ

コーチからはこんなチャットが

今日の業務終了前にコーチからこんなチャットが入っていました。
「全部自分でやろうとして逆に何をやったらいいかわからなくなっていたのでアドバイスがもらえてとても楽になりました。」

コーチにとっては悩みが少し解決できて気が楽になったようです。
新人さんの意見が気になるところですが、結局正解がないのが仕事!
うまくいかなければすぐにやり方を修正すればいいだけなんです。

最初からうまくいくならどの企業でも業績が常に拡大して
みんなWin-Winですが実際はそうではないです。
どんな大企業だって失敗するし1000あるうちの1が成功なんてことがざらです。

大事なのはうまくいっていないことを察知するアンテナを高く持つことと
すぐにやり方を変える行動力です。


明日から新人の成長が加速することを祈って今日仕事をしていて感じた
新人育成について記事にしてみました。

なんだか日記みたいで新たな情報提供になっていないかもしれないですが
同じような悩みを抱えているコーチやコーチを抱えているチームリーダーの方が
この記事を読んで少しでも何か感じ取ってもらえるととてもうれしいです。

最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。

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