そろそろ始まるオリンピックそして増え続ける東京の新型コロナウイルスの感染者。
一向に収束しない中矛盾した世の中の状況を見ていて少し仕事に絡めて
お話をさせていただきたく記事を書くことにしました。
そもそもリスクって何か
想定通りにならない要素=リスク
例えばわかりやすいのはこんな感じ
- 地震
- 火災
- 落雷
- 水災
- 土砂災害
- 感染症
資産運用をやっている人は株式市場の暴落や投資先企業の倒産などですね。
宝くじを当てたいとい人からすると宝くじが当たらないというのがリスクです。
簡単に言えば思い通りを邪魔するもの=リスクです。
リスクはちゃんと認識する必要がある
例えば1年間で交通事故に会う確率ってご存じですか?
1年間で交通事故に会う確率は0.5%だそうです。
具体的にはどんなものかというとスクラッチのくじで
4等より上の賞が当たる確率と同じです。
つまり当たったことはあまりないけど全く当たらないわけではない
これが伝わったかと思います。
発生する確率をしっかりと把握することはリスクを認識することにつながります。
では、新型コロナウィルスで重症化してしまう確率はいくつでしょうか?
1.6%だそうです。
(厚生労働省:(2021年7月版) 新型コロナウイルス感染症の“いま”に関する11の知識 より抜粋)
これでわかるように新型コロナウィルスは交通事故にあうより
リスクが高いことがわかります。
つまりリスクの発生確率がわかるとどのリスクへの対策を優先すべきかがわかるようになります。
リスク対策ってどこまで準備するの?
どれから対策するかがわかったところでどの程度準備するのか?についてお話ししたいと思います。
例えば地震が起きた時の非常持ち出し袋をイメージ
ECサイトを見ても様々な種類の商品がありますよね。
家族構成や避難期間や避難する場所などで準備するものは人それぞれでしょう。だから迷ってしまいますよね。
では、どうやってあなたは非常持ち出し袋の中身を決めればいいのでしょうか。
それは正に発生する確率の高い事象に対して準備しましょう。
例えば地震が起きた時どんなことが起きるでしょうか?
停電・断水がイメージされるものの上位になるのではないでしょうか。
そのイメージに対応できるものを準備すればいいのです。
停電:ランタン・ソーラーパネルや手巻き式の発電機など
断水:非常用の飲料水など(ちなみに1人当たり1日3ℓ位必要らしいです)
本来の目的を見失わないことが大切
これで準備するものがわかりました。
ですがどの程度準備すればいいでしょうか?
例えば3人家族で考えてみます。
停電対策でランタンを人数分と発電機を1つ
断水対策で非常用の飲料水を5日分×3人×3ℓと考えた
家族があったと想定します。
備えは十分ですよね。
ですが、お水だけで一体何キロになっていますか?
45キロ・・・いざという時に持っていける重さでしょうか?
あの屈強な陸上自衛隊の隊員がパラシュート降下する際の装備が
45キロぐらいだそうです。想像してみてください。
普段運動もろくにしていないのに非常時にそんなことができますか?
無理ですね・・・
そう大事な点に気が付いたかと思います。
本来の目的を忘れていませんか?いざという時に持ち出せる必要最低限の
リスク対策をしましょうなのです。
でも確率も低いしそもそも対策しなくてもいいんじゃない?
こういう方がいてもおかしくないのです。実際に交通事故に会う確率が0.5%
コロナウィルスで重症化する確率が1.6%どれも数字で見れば低いですよね。
数字だけを見て自分は大丈夫!
そう思う人が大半なのは皆様も感じ取られているのではないでしょうか。
東京ではコロナウィルスの感染者が増えていますが路上でお酒を飲む人、
満員電車、喫煙所でのまとまった喫煙これらをしている人達はそのように考えているかもしれません。
ですが、このリスクに対する準備は起きてからでは何もできないという
特性を持っています。それが意味しているところはとてもシンプル。
準備をしなかった人はありのままの事実を受け入れるしかないという代償を伴うということです。
後悔しないリスク対策とは
重要なポイントはこれまで説明した以下のポイントです
- 想定される事態を具体的に想像する
- それらに対して必要最低限の対策を考える
- 本来の目的からそれていないかチェックする
- 準備をしていない人はありのままの事実を受け入れるしかない
これらを毎日考える必要はありません。
災害のニュースが出ている時でもいいですし、過去災害が起きた日でもいいです。
それらのきっかけで身近な人で一度考えてみてはいかがでしょうか。
仕事でも実は同じことが言えるのですが具体的に触れていくと話が
発散してしまいそうだったので一般的なテーマで記事を書きました。
仕事の場合どうなの?と気になる方はぜひコメントください!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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