Python3エンジニアリング基礎認定をもらったので
プログラミングを初めてみようかなぁと思っている方向けに記事を投稿しようと思います。
第1回はプログラミングの基礎である「変数」についてわかりやすく解説をしようと思います。
変数とは
変数とは一体何者?
どのプログラミング言語でも登場してくる概念です。
しっかりとマスターしましょう。
変数とは「データの入れ物」や「データを入れる箱」のイメージです。
プログラミングはこの変数を利用して最終的な結果を得る形となります。
変数ってどうやって使うの?
javaやC言語といったプログラミング言語では、
変数を利用する際、変数の型を宣言する必要があります。
変数の型を宣言するというのは何を入れる箱なのかを最初に決めることです。
例えば、「数字を入れる箱」や「文字を入れる箱」みたいなイメージです。
Pythonの場合、変数の型を宣言する必要がありません。
いきなり変数に値を入れることができます!!
text = 'テキストは文字です'
この一行で「text」という変数(箱)の中に「テキストは文字です」という値を格納することができました。
このような具合で変数を使っていきます。
変数で使えない名前
変数は基本的に自由に名前を付けることができますが、
命名規則がありますのでしっかりと覚えておきましょう。
- Unicode文字である
- 1文字目は数字以外である
- 予約語ではないこと
- 大文字と小文字は区別される
- 文字数の制限はない
使えない変数名の例はこんな感じです。
5name(1文字目が数字なのでダメです)
a-name (アンダースコア以外の文字は使用できないのでダメです)
None (予約語なのでダメです)
実際にプログラムに記載して実行してみた結果はこんな感じになります。
予約語は以下の表の通りです。
Pythonは予約語が他のプログラミング言語として比較的に少ないのが特徴です。
False | None | True | and | as | assert | async | await |
break | class | continue | def | del | elif | else | except |
finally | for | from | global | if | import | in | is |
lambda | nonlocal | not | or | pass | raise | return | try |
while | with | yield |
使い終わった変数はどうするのか
使い終わった変数を削除することができます。
pythonのコードではとてもシンプルです。
以下の例ではtextという変数に「テキストは文字です」という値を代入しています。
その後del textとすることで変数を破棄しています。
変数textの値を表示させようとしてもエラーとなっていることがお分かりいただけると思います。
変数を使うのはなぜ?
数字や文字を直接プログラムに入れても処理自体は実行できて
結果を得ることは可能です。
ですが、プログラムは同じ処理を値が変わっても同様にできるというメリットがあります。
そのメリットを最大限に活かすためには変数が欠かせないのです。
複数の処理をするプログラムになればなるほど値を変更したい時に
全て値で入れていると検索性もよくないし修正漏れがプログラムのエラーにつながります。
そこで役に立つのが変数です!!
変数を使うことで値を変えるだけで処理の部分は修正する必要がなくなります。
まとめ
Pythonのプログラミングで欠かせない変数について解説しました。
変数とはデータ(値)を入れる箱のイメージです。
変数の使い方は「変数 = 値」とすることで変数に値を格納して変数を利用できるようになります。
変数名には利用できるものとできないものがあります。
次のルールに一致するものは利用できません。
- Unicode文字である
- 1文字目は数字以外である
- 予約語ではないこと
Unicode文字であっても記号は「_(アンダースコア)」以外は利用できないというルールがあります。
使い終わった変数は 「del 変数」とすることで破棄することができます。
変数を使うのはプログラム中で利用している値を変更したいときに
修正する箇所を最小限にすることでメンテナンス性を向上させることができるためです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今日はpythonプログラミングの基礎として変数について
解説をさせていただきました。
今後もpythonの学習をしてきたアウトプットとして
初学者の方向けにもわかりやすく解説をしていこうと思います。
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