今回は会社に入って人間関係で悩みを
持っている方に向けて情報発信をしていきたいと思います。
単純な原因ですれ違いが起きたりちょっとした誤解が、
これまでの関係性を崩してしまうことがあります。
今日の記事のポイントは以下の3つです。
- コミュニケーション不足は命取り
- 何事もGive And Take(ギブアンドテイク)
- 直接がダメなら遠回り
コミュニケーション不足は命取り
相手が何を期待しているかわかっているか
仕事の依頼を受けたときにいつまでに何をすればいいのかだけを
確認していませんか?
本当に大事なのは依頼した人があなたに何を求めているかです。
何か資料を作ってほしいのか手伝ってほしいだけなのかで
当然やることは異なります。
ファーストフード店でもハンバーガーを食べたいのは
感覚的にわかりますがどのメニューを求めているのか確認しますよね。
普段の仕事の中でも同じシチュエーションが結構あるのです。
依頼をもらったら最初に何が欲しいのかしっかりと確認しましょう。
超能力者になろうとしていませんか
結構勘違いしている人がいるのですが、言わなくてもやってくれる
求めていること以上のことをやってくれる人を目指していませんか?
すでに超能力者でない限りそんなことは100%できません。
だから最初に確認をしっかりとする必要があります。
ファーストフード店では持ち帰りか店内で食べるのか確認して
提供方法を変えています。
店に入った瞬間にこの人は持ち帰りこの人は店内で食べるとわかる
店員がいないのとおんなじことです。
依頼主の依頼内容で不足している情報は確認するしかないです。
聞けばいいことを聞いていない
これまで説明してきた通りで、最初にしっかりと確認さえすれば
小さなすれ違いを回避することができます。
しかし、ここにも重要なポイントが隠れています。
重要なポイントそれは「タイミング」です。
必ず最初に確認をする必要があります。
なぜ最初に確認する必要があるのか?それは自分が依頼をする立場になったことを
考えるとすぐにわかります。
ファーストフード店でランチセットとだけ注文をして
本当はフィッシュバーガーのランチセットが欲しかったとします。
店員が確認をせずに、ハンバーガーのランチセットを出して来たら
怒りますよね?
きっとあなたは、店員に対して
なんでわからないのに聞かなかったのか?
こんなこともわからないのか?
言わないとやってくれないのか?
という気持ちがでてくるのではないでしょうか。
つまり、何かをしたとに確認をするのでは遅いのです。
重要なので何度も言いますが最初に依頼主のほしいものをしっかりと確認しましょう。
何事もGive And Take(ギブアンドテイク)
求めてばかりでは答えてもらえない
では、次は依頼をする側の立場でのポイントを解説します。
仕事で誰かに依頼をする時に仕事だからという理由で、
一方的な依頼ばかりになっていないですか?
ありがとうの一言で終わっていませんか?
それでは子供がわがままを言っておもちゃを買ってもらった時とおんなじです。
依頼をして何かをやってもらうということは、
お願いした人の時間を少なからずもらっています。
その時間に対しての対価としてお礼をするとお互い気持ちよく
仕事ができるようになります。
「代わりにできることはある?」
「この前手伝ってくれたから今回は自分が手伝うよ」
といったお礼をしっかりとしていける人は人間関係に悩まない人です。
自分がやってもらってうれしいことは他人にもやってあげよう
依頼している人が忘れがちなのは依頼をされた側の人より
多くやらないといけないことがあるケースが多いです。
そんな中でも忘れてはいけないのが、需要と供給のバランスです。
仕事の役割上、依頼をする人される人という役割はあれど
お互いに需要がありお互いに供給しあっています。
つまり、依頼をされた人の需要をしっかりと理解して
供給をしてあげる必要があるのです。
例えば、ファーストフード店で注文をする際に
「持ち帰りでハンバーガーのランチセット、飲み物はコーヒーでお願いします」
と注文をしたとします。
これは、店員の「漏れなく注文を聞きたい」という需要に対して
しっかりと供給ができているケースです。
こういう需要と供給のバランスが取れた依頼を
心がけるだけで人間関係がよくなっていくかもしれません。
直接がダメなら遠回り
性格的に合わない人は必ずいる
人間関係でしっかりと認識しておく必要があるのが
「性格的に合わない人」が必ずいるという事実です。
そういった人とはどう努力をしてもうまくやっていくことはできません。
必ず誰とでも仲良くしないと仕事ができないかというとそんなこともないので
ここはきっぱりと諦めてしまいましょう。
ここで頑張りすぎてしまう人は人間関係で疲れてしまう人になるでしょう。
できないことはあるのであっさりと諦めて次のステップに進むことで
きっと解決の糸口が見えてくると思います。
苦手な人がいたら別の人を経由して遠回り
では、諦めてしまってどうやって仕事をしていけばいいのか?
それは、直接その人と接するのではなく
誰か別の人を介してコミュニケーションすればいいのです。
直接のやり取りをしなくていいだけでも
だいぶ気持ちの面では楽になると思います。
また、誰に仲介をしてもらえばいいのかは苦手な人を観察することで
誰に依頼をしたらいいかすぐにわかるはずです。
その時に重要なのは決して依頼をする人になろうとして
どうしたらうまくできるのか考えないようにすることです。
直接対決しなくても前に進む方法がいくらでもあるので
少し周りを見渡して道を探してみましょう。
その時は需要と供給を意識した依頼ができるととてもいいと思います。
まとめ
依頼をされる側の立場の場合は、最初にしっかりと確認をしましょう。
依頼をする側の立場の場合は、需要と供給を意識した依頼をするようにしましょう。
性格的に合わない人は必ずいるということをしっかりと意識してダメな場合は、
別の人を介して遠回りしてみましょう。
これができれば人間関係で悩む場面が減ってくるはずです。
あまり思いつめることなく一度深呼吸をしてこの記事を読み直してもらえると嬉しいです。
コメント