情報システム部門のお客様って

今日の気づき


  • 誰の目線での課題認識なのか考える
    • 株主?取締役?経営陣?他部署?
    • それは事実?想像?誰かに言われた?
  • ストーリーを考える
    • 持っていく提案は何パターン
    • どんな結末になりそうか?

お客様は従業員だけじゃない


情報システム部門に求められるのは社内で利用しているITツールで困ったときに相談して解決してくれる部門という機能だけではない。
時には経営陣に事実ベースで社内のITツール投資に関してのコンサルタントとして提案をしていくことを求めらえれる。

そういった観点見てみれば会社の経営陣も重要な顧客になる。

情報システム部門はコスト部門なので求められるのは必要最小限の投資で最大限の成果を求められる。
これはコスト部門としての定めだと思う。

そして、その必要最小限を勝ち取るのも重要な仕事の一つである。
ボヤっと必要なのですとなれ合いで予算が通っているような状態であれば
現状に甘んじることなく一度立ち止まったほうがいいと思う。

今はいいかもしれないけど必ず苦しい時が近いうちに来るでしょう。(占い師ではないですがほぼ必ず当たると思います。)

経営陣は会社経営に日々向き合って必要な投資を投資家に認めてもらえるように苦心している。
経営陣は難しいと思う。

社内の事情を知ってしまっている分投資家より感情的な判断が少なからず入ると思うからだ。
ドライに振り切った経営者であれば割り切れると思うが事実をベースにした提案を受けた際に
感情的にならずに判断するのは難しいことだと思う。

投資家へ説明するにしてもすべてを説明できるわけでもなくしかし必要な投資を引き出す必要がある。
会社の利益だけで回っていければいいがそんな会社ばかりではない。

投資家が見ているのは日々業務に向き合っている職場ではなく会社の通信簿である。
つまり資産がいくらあって負債がいくらあってどれくらいの利益があるのか?
その通信簿を見て投資をするかどうかを判断する。

つまりは経営者は必然的に通信簿をよくするためにこういうことをする必要があるので
必要なお金を投資してほしいという論調になるのはよくわかる。

我々が求められているのは経営陣が投資家に説明するための客観的な事実と
よりよい通信簿をもらえるプランなのである。

資料作りはストーリーを考える


このテーマで考えた時にどういう着地が考えられるんだろうか?
そもそもやらない選択肢をとって余計なコストを掛けない方がいいという結論もあると思う。
今多少出血してもやるタイミングは今なので多少苦しくてもコストをかけて課題に取り組むという結論もあると思う。
コストカットといわれても足りていないものがこれだけあるんです。と事実をもっていって予算を確保する結論もあると思う。

限られた予算で最大限の成果を出すのは本当に難しい。

どういった着地になるのか?それまでの道のりで必要なことは何か?
検討をするために必要なデータは取得可能で分析できるか?

いつの段階で最初のインプットを入れて方向性の合意をとるのか?

資料を1本作るのに本当に考えることをがこんなにもたくさんあるんだと改めて自分の足りなさを実感した。
課題というキーワードを一つとってもどの目線で課題を洗い出すのか?

利用者なのか?管理者なのか?はたまた利用方法なのか?コストなのか?
どんどん深みにはまっていく感じがするがでもこれだけ多面的に物事を
しっかりととらえて検討していくことで周囲を巻き込んでいく際の納得感につながっていくんだなと学びがあった。

自分ができるのは多少の分析業務だけだがいつかは自分がファシリテーターとなって
こういった提案資料が作成できるようになりたいと思った。

実は。。。


今日は自分の誕生日で娘からプレゼントをもらってとてもうれしかった。
実際嬉しかったのは「いつも頑張ってくれてありがとう」の一言が一番うれしかったかもしれない。
正直自分が頑張っていても娘からすれば遊んでもくれないダメな父に見えているかもしれない。

それでも娘は笑顔でその言葉をプレゼントしてくれた。
明日からも頑張ろうという力をもらった。最近暗い話題が多かったけど個人的にはとても明るいニュースでした。

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